マリッジブルーとは、ひとことで言えば結婚への不安です。
結婚式が間近になり、「うまくやっていけるのだろうか?」「本当にこの人でいいのだろうか?」「相手の家族と上手くやっていけるのだろうか?」などなど先のことを考えて情緒不安な気持ちになることです。実に半数以上の男女が結婚前には結婚に対して不安になるそうです。
結婚式の準備が忙しかったり、なかなか自分の思い通りに進んでいかないなどのイライラから、不安感が増すこともあります。
マリッジブルーの不安感は、男性と女性によって異なります。女性の場合は、結婚する男性によって人生が大きく変わってきます。例えば男性の収入によっても生活のレベルが違ってきます。
また、転勤が多い男性と結婚した場合は、家族や友人との別れなど落ち着いた生活が難しくなります。
更に子供が生まれれば子供中心の生活に切り替わっていきます。
男性の場合は家族ができる重圧感や責任感、身軽な独身生活との終止符、給料面での不安などがあげられます。
どちらにしても、生活環境が変わるのに少なからず不安を抱くことは誰しもあります。
迷うのは当然のことですし、そんな自分自身を責めることはありません。
こんな時は、もう一度立ち止まってゆっくりそして納得するまで考える事が今後の人生を左右するポイントとなるかもしれません。
マリッジブルーの不安な気持ちは、第三者に聞いてもらう事で軽くなるようです。特に、すでに結婚して幸せな生活を送っている友人からのアドバイスや励ましは、現実味がある分、気持ちを楽にしてくれます。
また、荒治療のようですが、ある程度のことは妥協するというケースも多く見られます。ここまできたら後は開き直りも重要です。
一般的にマリッジブルーの期間は2~3週間が多いようです。
あまり長く気持ちが続くようであれば、一度本当の自分の気持ちにきちんと耳を傾けてみた方が良いでしょう。