ダイヤモンドはその硬質さから固い絆と永遠の愛情を、また無色透明なので純粋無垢な心を象徴しているとされ、婚約指輪の主流となっていきました。

ダイヤモンドの4C（フォーシーズ）とは？
ダイヤモンドの品質を評価するカット（全体的な形とバランス）、カラー（色）、クラリティ（透明度）、カラット（重さ）のことで、それぞれの英語の頭文字をとってそう呼ばれています。

ダイヤモンド石の輝きに一番影響するのがカット。ファセット（研磨面）の寸法と角度の関係が、ダイヤモンドの外観上仕上がりの形の良し悪しを評価します。日本ではエクセレント、ベリーグッド、グッド、フェア、プアの五段階があります。

ダイヤモンドは、無色と思っている人が多いと思いますが、ほぼ無色からややイエローもしくはブラウンがかったものまで様々。
無色透明になる程、その評価は高まります。
一般的に結婚式の婚約指輪・エンゲージリングには無色のものがふさわしいとされています。

ダイヤの内包物を含む度合いによりランク付けがなされます。
大抵のダイヤモンドは不純物を含みますが、少なくなればなるほどより希少性が高まり価値も上がります。
11段階で評価され、透明度が高ければ高いほどグレードもアップします。

大きさのことだと誤解されがちなカラットですが、実はダイヤモンドの重さのこと。1カラットは0.2ｇです。
同じカラット数のダイヤモンドでも他の3要素（カラー、クラリティ、カット）の組み合わせで、その価値はとても変わってきます。
大きいダイヤが良いと言うわけではなく、自分達に見合う（ライフスタイルに合った）ものを選ぶとよいでしょう。